株や投資信託と何が違うの?初心者にもわかる暗号資産(仮想通貨)のしくみと魅力【3分で読める】学校では教わらないお金の話 VOL.32

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【この記事のポイント】

暗号資産(仮想通貨)は「みんなで管理」するお金

株や投資信託とは「稼ぎ方」と「価値の考え方」がちがう

暗号資産の本当のすごさは「透明性」と「自由度」

ちゃい先生
ちゃい先生

株やNISA、投資信託はやってるけど、「暗号資産(仮想通貨)ってなんか怪しいし、よくわからないな」って感じてる人も多いと思う。
でも、最近はニュースやSNSでも「ビットコインが最高値更新!」なんてよく聞くし、ちょっと気になってる人もいるんじゃないかな?

実は、暗号資産(仮想通貨)って、株や電子マネーとは仕組みがぜんぜん違う。
そしてその“違い”こそが、いま多くの投資家が注目してる理由なんだ。

このページでは、
暗号資産のしくみや株や電子マネーとの違いを、初めての人にもわかりやすく伝えていくよ。難しい話は置いといて、「なんでそんなに人気なの?」って素朴な疑問に寄り添っていくから、安心して読んでね。

電子マネーと似てるけど、国も会社もいらない「自立型のお金」

PayPayやSuicaは便利だけど、それを管理してるのは企業や国。つまり、私たちは「誰かがちゃんとやってくれるはず」と信用して使ってる。
でも暗号資産(仮想通貨)の管理者には、国も企業もいない。完全にネット上で、みんなの合意だけで動いてる。
世界中の誰とも、お金を直接やりとりできる。中間業者も、手数料も、時差も関係ない。
これは、インターネット以来の「革命的な仕組み」だとまで言われてるんだ。

管理者がいない=リスクじゃなくて「自由」

暗号資産を怖いと思うAさん
暗号資産を怖いと思うAさん

え、お金のやり取りを誰も管理してないなんて危なくない?管理する人たちがいる銀行でも、ズルする人がたくさんいるのに…。

Aさんのような不安を感じている人、他にもいるんじゃないかな?
でも、みんなで記録して監視しあうブロックチェーンって仕組みがあるから、むしろ不正がしにくい。(最近は個人のセキュリティを突破して不正を働く人も出てきているみたいだけど…)
銀行口座が持てない国の人も、スマホさえあれば価値のやりとりができる。
「お金を国や銀行から自分たちの手に取り戻す」…暗号資産(仮想通貨)の管理者がいない部分にメリットを感じる人も一定数いるよ。

株と違って「複利」はないけど、報酬や成長のチャンスがある

暗号資産には、株のような配当や複利の仕組みはない。でもそのかわり、

  • 持ってるだけで報酬がもらえる(ステーキング)。
  • ブロックチェーン上での取引を記録する作業(マイニング)で報酬が得られる。
  • まだ価値が低い段階で買っておけば、将来の成長に乗れる(例:ビットコインは10年で1000倍以上に)
    っていう可能性がある。投資としてはリスクも高いけど、そのぶん夢もある分野なんだ。

なぜ世界の投資家が注目してるのか?

  • 発行枚数が決まっていて、インフレに強い(ビットコインなど)
    ビットコインは、最大2100万枚しか発行されない。円やドルみたいに、勝手に刷られて価値が下がることがない。これは「デジタルゴールド」と呼ばれて、インフレ対策としても注目されてるよ。外国との取引をするときにドル以外のお金をあまり持っていないアメリカは、この暗号資産をゴールド(金)に近い位置づけで大量に保有しようとしているね。
  • 24時間365日、世界中で動いている
     株は平日の昼しか取引できないけど、暗号資産はいつでも取引OK。国境も関係ない。
     世界中の個人投資家が参加できる、まさにグローバルな資産なんだ。
  • 新しいテクノロジーとつながってる
     NFT、Web3、メタバース…。これからのネットの世界の中心になるかもしれない仕組みが、全部この「暗号資産の技術」とつながってる。単なるお金じゃなく、「新しい世界のインフラ」って見方もされてるんだ。

まとめ

最後にここまでの話を踏まえて、株や電子マネーと、暗号資産(仮想通貨)を比較した表を載せておくね。

項目株(NISAなど)電子マネー(PayPayなど)暗号資産(ビットコインなど)
管理者企業 or 国企業(PayPayなど)誰もいない(みんなで管理)
取引時間平日昼のみ(証券取引所)24時間24時間365日 世界中でOK
利益の出し方値上がり益+配当(複利あり)利益は出ない(ポイント還元)値上がり益+報酬(複利なし)
発行量の上限上限なし(国の判断)上限なし(企業の運営次第)上限あり(例:BTCは2100万枚)
透明性限られる(情報は非公開も多い)非公開すべての取引が公開されている
価値の裏付け企業の業績や配当円と交換できる信頼みんなの合意と希少性

暗号資産(仮想通貨)は、単なる投資商品じゃない。
「お金って、ほんとは誰がつくって、誰が管理すべきなのか?」っていう根本的な問いに対する、新しい答えでもある。もしかしたら数十年、数百年後には「お金はみんなで管理しあうもの」っていう考え方が主流になっている…なんて可能性もなくもない!

実際に暗号資産(仮想通貨)を資産として保有するかは別として、世界で巻き起こっている革命の一歩を知っておいて損はないんじゃないかな。

※この記事は特定の投資商品の購入を勧めるものではありません。投資判断は自己責任で行いましょう。

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