暗号資産(仮想通貨)ってどんな世界?ネット上にある“もう一つの街”【3分で読める】学校では教わらないお金の話 VOL.34

※この記事は、特定の投資商品を勧めるものではありません。投資は自己判断で行いましょう。

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暗号資産(仮想通貨)の違いって?初心者向けに主要10銘柄とその関係性をやさしく解説!【3分で読める】学校では教わらないお金の話 VOL.33

【この記事のポイント】

暗号資産(仮想通貨)に関わる専門用語をやさしく解説!

暗号資産(仮想通貨)の世界は、”自律分散型社会”

ちゃい先生
ちゃい先生

「暗号資産(仮想通貨)にちょっと興味あるけど…動画も本も、専門用語ばかりで結局よく分からない…」
そんなふうに感じたこと、ない?
ビットコイン、NFT、ブロックチェーン、ステーキング、Web3…
聞いたことはある。でも、それぞれがどんな意味で、どうつながってるのかが見えてこない。

そんなあなたのために、この記事では「暗号資産(仮想通貨)の世界を一つの街」にたとえて、ややこしい用語をまるっと整理してみたよ。まるで街を歩くみたいに、楽しみながら学べるから、暗号資産の全体像がスッと頭に入ってくるはず!

🏞️ 土地・インフラ=「レイヤー1(L1)」

まず必要なのは、町の土台になる土地や都市インフラ。これが暗号資産でいうレイヤー1(L1)と呼ばれる部分。

  • ビットコイン村:現金だけが使える静かな街
  • イーサリアム市:アプリがたくさん動くにぎやかな都市
  • ソラナ町:高速道路と安い物価が売りの新興都市

ここがなければ、建物もサービスも成り立たない。つまりL1は「街そのもの」だね。

🚊 渋滞解消の交通インフラ=「レイヤー2(L2)」

街が混んでくると、移動が大変になる。そこで登場するのが、高速道路や地下鉄みたいな仕組み。

暗号資産の世界では、これがレイヤー2(L2)だよ。

  • ArbitrumやOptimism:イーサリアム市の渋滞を解消する地下高速路

つまりL2は「快適な移動手段」だね。

🏢銀行や証券会社=「DeFi(分散型金融)」

この街にも当然、お金を預けたり、増やしたり、借りたりする場所がある。
それが現実世界なら銀行や証券会社、
仮想通貨の町ではDeFi(ディーファイ)という分散型金融サービスになる。

  • Aave:みんなでお金を貸し借りする銀行
  • Uniswap:中央管理者なしで交換できる両替所

つまり、DeFiは「町の中の銀行・金融インフラ」だ。

🏦自動で動く役所=「スマートコントラクト」

手続きとか契約、街のルールの管理ってめんどくさいよね?
でもこの街には、自動でルール通りに動く役所がある。それがスマートコントラクト

たとえば「100円払ったらこの商品を渡す」って契約が、プログラムで勝手に動く。

つまりスマートコントラクトは「自動化された契約制度」ってこと。

🛍️お店・サービス=「DApps(分散型アプリ)」

街にはいろんなお店があるよね。この街にも、ユーザーが利用できるサービスやアプリがある。

これがDApps(分散型アプリ)
しかも、これらのお店やアプリは、中央の管理者なしで運営されてる。

  • ゲームのお店(NFTゲーム)
  • 両替所(DEX)
  • SNSやブログも存在

つまりDAppsは「街に建てられたお店や施設」だ。

💳ポイントカードや地域通貨=「トークン」

街で使えるお金には種類がある。「現金」もあれば、「ポイントカード」や「地域通貨」もあるよね?

暗号資産の街では、こういうのをトークンって呼ぶ。

  • 店専用の割引券みたいな使い方
  • サービスの利用料として支払う
  • 投票権や報酬にもなる

つまり、トークンは「街で使われる多目的なお金」だね。トークンは誰でも発行できるってところに夢があるよね!

🏡 不動産やアートの証明書=「NFT」

街に家や土地を持ってたら、登記証明書が必要だよね?これが暗号資産の街ではNFTって呼ばれる。

  • 「これは自分のものだよ」と証明できる
  • デジタルアート、ゲームのアイテム、会員証など

NFTは「所有の証明書」ってこと!もしかしたらこれから先、僕たちが生み出す作品や情報、知識(僕のような学校の先生が作っている授業プリントや、授業の映像でさえも)NFT化される日が来るかもしれない。

🙋‍♂️ 街の運営に協力する住民=「ステーキング」

それからこの街、ただ住むだけじゃなく、街の維持に協力して報酬をもらえる仕組みがある。それがステーキング

  • 通貨を預けてネットワークの安全を保つ
  • 協力した分だけ報酬がもらえる

つまりステーキングは「町内会活動+報酬」みたいなもの!株式投資をやっている人は、「配当金」をイメージすると少し分かりやすくなるかも。

🏗️ インフラを作って稼ぐ仕事=「マイニング」

街に道を作ったり、信号を管理したりする仕事もあるよね?
仮想通貨では、これがマイニングって呼ばれてる。

  • 計算して取引を承認
  • 報酬として通貨をもらう

つまりマイニングは「街のインフラ整備をする技術職」だ!マイニングに報酬が出るからこそ、BTCのようなインフラ(レイヤー1)が機能するんだ。よくできてる~。

📉 定期的に給料が減る制度=「半減期」

この街では、一定のタイミングで新しくもらえる給料(報酬)が減る制度がある。これが半減期

  • 発行枚数が決まってるビットコインでは、約4年ごとに報酬が半分に
  • 結果的に価値が上がりやすくなる

つまり半減期は「街のインフレ対策制度」ってことだね。

🌐 この街は誰が管理してるの?=「Web3」

この街には市長も警察もいない。
でも、みんなでルールを決めて、投票して、成り立ってる。

それがWeb3の思想。

誰でも参加できるし、自分の建物(アプリ)も建てられるし、銀行も役所もない。みんながそれぞれ自立して暮らす、いわば“自律分散型社会”なんだ。その分「自分の資産は自分で守る」必要があるから、知識が超大事ってことだね。

🌟 この街に入る鍵=「ウォレット」

この街に入って、自分の土地を持ったり、お金を使ったりするには、「鍵」が必要。
それがウォレット

つまり、ウォレットは「街の住民証+財布」ってこと!

まとめ

暗号資産(仮想通貨)を勉強する方法はたくさんあって、動画や書籍で知識を得ようとした人も多いんじゃないかな。でも専門用語が多すぎて、結局今一つイメージがつかずに挫折してしまう。僕はその一人だった…。

でも「暗号資産(仮想通貨)の世界って、もしかして現実社会に近い?」

ってことに気づいてから、理解しやすくなったんだ!やや説明が大雑把なところもあるけど、これから暗号資産(仮想通貨)の勉強をしようと思ってる!って人の役に立てたらうれしいな。

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