

「教員って、副業できるの?」
こんな疑問を持っている人も多いんじゃないかな。公務員は副業禁止ってよく聞くし、先生が仕事以外でお金を稼ぐなんて、なんだかイメージしにくいよね。
でも実は、条件を満たせばできる副業もある! たとえば、教育関係の本を出版することや、不動産経営、家業を手伝うことは認められているんだ。これらを上手に活用すれば、収入を増やしたり、将来の選択肢を広げたりすることもできる。
「先生になりたいけど、収入の面がちょっと不安…」って思っているなら、教員の副業について知っておいて損はない!
はじめに:教員の資産形成の正攻法

ずばり!
「支出を減らす」「投資の運用利回りを高める」
学校の先生をしていると定期的に悩むことがある。それは「副業がしづらい」ということだ。地方公務員法第38条によって、公立学校の常勤教員は教員という職務に専念しないといけない。厳密に言うと教育公務員法特例法により、「任命権者(教育委員会)」の許可があれば副業できるケースもある。
でもやっぱり「お金持ちから遠い職業」だと言わざるを得ない。なぜなら教員としての収入は安定していて、年々昇給が見込めるものの、ややパワー不足で、資産5000万円以上の小金持ちを目指そうと思うと、少し時間がかかりすぎてしまう。
だから教員のまま居続けて資産形成をするとなると、「支出を減らして」、貯蓄を少しでも投資に回して「運用利回りを高まる」ことが正攻法になる。自分の力で利益を生み出して、「収入を増やす」ということについては選択肢が限られる。
が、選択肢がないわけじゃない。教員でも副業をすることができるケースもあるんだ。
方法① 教育に関わる講演会・ブログ・本の出版

「教育に関わる」というのがポイントだね!
これらは比較的、任命権者からの許可を得やすいという点でおすすめ!教員には「信用失墜行為の禁止」「秘密を守る義務」「職務に専念する義務」という服務がある。だから商品を販売して利益を得るといった、一般的にイメージされるようなビジネスで許可を得ることは難しいが、教育者としての延長線上にある活動であれば副業になり得る。
それに教員はただでさえ忙しい。日頃の教育活動から得た学びが副業につながるという、「タイムパフォーマンス」の点で見てもおすすめできる収入の得方だと思う!もちろん情報を発信していくうえで、自分の学校や生徒の情報が漏れ出ないように留意しないといけないけどね。
方法② 不動産経営を行う

事業的規模(5棟10室以上)の不動産経営でなければ、許可を得ずに副業を行うことができます!
※5棟10室未満であったとしても、賃料収入の大きさによっては事業的規模とみなされる場合があります。
要するに大家さんになろう!ということだ。これは任命権者の許可要らずで、堂々と副業にすることができる業種だ。「不動産経営って難しそう」と思う人がいると思う!(僕も経験がないからそう思っている…)けど、中古建てをリフォームして、小さな規模から始める不動産経営には再現性があるように感じる。それに公務員という職種に就いた段階で、リスクは小さく抑えることができている(=安定した収入を得ることができている)。個人的には少しリスクを取りながらでも、挑戦してみたい副業の一つ!僕も今勉強中!
あ、不動産でなくても「小規模の農業」を行うことも許可を得ずに行うことができる副業の一つだね。
方法③ 家業を手伝う

家族に自営業を行っている人がいたら、休日や隙間の時間を活用して、家計に貢献することもアリだね。
この方法は直接自分自身の収入が増やせるわけではない。しかし、配偶者や家族が行っている家業を手伝って、家計の収入UPをすることができれば、家族全体の資産形成に大きく貢献することができる!
「家族名義で自分の事業を持つ」ということはあまりおすすめしないかな。その事業の確定申告を自分で行えば、学校の目をすり抜けられることもあるかもしれない。それでも子どもたちに社会ルールを教える教員である以上、ルールのグレーを突いたり、追及されたときに大きな声で言えないお金の稼ぎ方はしたくないよね。
まとめ:それでも教員で居続けたい仲間たちへ
今回は教員におすすめの副業3選を紹介しました。教員としての資産形成にコンプレックスを持っている人がいたら、少しでも助けになればうれしいな。
「やっぱり教員でお金持ちになるのは無理!転職しよう!」という人がいたら、それはそれで素敵な選択だと思う。でも僕みたいに「やっぱり教員で居続けたい。でもお金持ちにもなりたい。」というワガママな仲間がいたら、一緒に頑張っていこうね!
ただでさえ多忙な教員。自分の心と体、時間のバランスを考えながら、最適な「収入UPのための副業」に挑戦していけたらいいね。
今日のまとめ
ただでさえ忙しい学校の先生たち!余剰の時間や体力で「収入」UPを目指そう!
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