

「将来年金もらえなくなるんじゃないか?」って不安に思ってる人、結構多いよね。特に、これから社会に出る新社会人のみんなは、年金がどうなるか気になると思う。でも実は少子高齢化が進んでも、今のところ年金はちゃんともらえるって知ってた?今回は、2025年最新の情報を元に、GPIFによって年金がどう運用されているか、どうしてもらい続けられるのかをわかりやすく解説するよ。
将来年金は受給できなくなるって本当?
結論から言おう。
年金はもらえます
僕も未来予知ができるわけではないから、少し保険をかけさせてもらいたい。あくまで天変地異が起こることなく、世界経済が破綻することなく、現行の日本の年金システムが機能している限り、もらえる金額が減ることはあれど、年金をもらえなくなる確率は低いと言っても良い。…ちょっと保険をかけすぎたかな(笑)
でも、新社会人のみんなが65歳(今の日本における年金をもらうことができる年齢)になるのは、約40年後だね。よく勉強をしているみんなが心配していることは良く分かる。

日本は少子高齢化が進んでいるよね。社会保障費を納める人が少なくなったら、みんなに年金として配るお金が足りなくなるんじゃない?
まさにその通り!日本は「社会保障費」として労働者からお金を集めることによって、そのお金を今の65歳以上の高齢者に配っている。つまり、みんなが働いて納めた「社会保障費」は、みんなが将来直接もらえるわけではないんだ。

だったらなおさら、将来の私たちのためにお金を納めてくれる人が少なくなっていって、年金はもらえなくなるんじゃないの…?高齢者の人が増えると、その社会保障費すら年金以外のところに使われてしまうんじゃ…。
年金のための社会保障費は、「投資」によって増えている!
単純に社会保障費をかき集めて「貯金」するだけじゃいつか足りなくなる。ということには、実は政府の偉い人たちも気づいていたんだ。
かなり前(2001年)からGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)という機関が、年金用の社会保障費を「投資」して運用している。

ええ!!みんなから集めた大切なお金をそんな危険なことに使って、本当に大丈夫なの?!
さあここで思い出そう!「投資=危険」ではなくて、「投資=貯金よりはリスクが高い」だったね。ここでいうリスクというのは「危険性」ではなくて、「大きく増える可能性も、大きく減る可能性もある」ことを指していたね。
決して無謀な投資をしているわけでなく、株式に債券も組み入れながら、「長期分散投資」を行うことでお金を増やしているんだ。そしてその結果、2024年第2四半期までに153.6兆円も増やした実績があるんだ!

こうして見ると「年金がもらえない」というウワサを妄信するにはまだ早そうだね。もちろん経済は何が起こるか分からない。でも自分の目でしっかりと情報を確かめておけば、心に余裕をもって資産形成ができるね!
今日のまとめ
今のところ、将来年金はもらえそう。自分の目で情報を確かめて、引き続き資産形成をしていこう!
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