【社会科×家庭科】お金の授業のはじまり

【この記事のポイント】

✅著者(ちゃい先生)が、社会科教員→家庭科教員に?!

中学校家庭科を、「金融教育」の一歩目に!

ちゃい先生
ちゃい先生

なんと、これまで社会科を担当してきた僕が、2025年8月から家庭科を教えることになった!
「えっ、先生が家庭科!?」って、生徒に突っ込まれるのが目に浮かぶ。

でも僕の中では、悲しいサプライズでもなんでもなくて、むしろ本懐。
だって社会科と家庭科って、ほんとはめっちゃつながってるんだよね。政治や経済で学ぶことって、暮らしやお金の使い方に直結してるし、家庭科の学びを社会科の知識で深められる。これ以上ないチャンスやと思ってる。

中学校家庭科を通して、子どもたちが「金融教育」の一歩目を踏み出す方法について考えてみたよ!

↓「学校教育」と「金融教育」について書いています。↓

学校で「お金」を教えない本当の理由。先生だからこそ言える3つの真実【3分で読める】学校では教わらないお金の話 VOL.0

「消費生活分野」×「金融教育」

家庭科は「衣・食・住・家族(保育)・消費生活」の5分野でできてる。その中でも僕が一番アツくなれるのは「消費生活」。

ここって金融教育の入り口なんだよね。2022年から高校の家庭科には金融教育が正式に組み込まれた。国が「もう子どもたちにお金の知識は必須!」って判断したわけだね。
中学校の学習指導要領には金融教育について明示はされてないけど、ルールの範囲内で「金融教育のエッセンス」を中学校の授業でも入れていくのはアリだと思うんだ。社会科で鍛えてきた経済の知識をフル動員して、家庭科の授業に落とし込んでいくつもり。

もしこの記事を読んでくれている人に、学校の先生がいたのなら、「教科横断的な指導」のヒントにしてもらえたらうれしいな。

「消費生活分野」の中心発問は、『どうやったらお金が貯まるの?』

6時間の授業の大テーマはこれ。
「どうやったらお金が貯まるの?」

誰もが一度は考えたことのある問い。
子どもたちからは「給料を増やす」「節約する」「銀行に預ける」とか色んな答えが出てくるやろな。

でもそれだけじゃ足りない。ほんまは「賢い買い物」「トラブルを避ける」「家計の計画」「投資」…いろんな視点が必要やねん。そこに気づいてもらうのが、この単元のゴール。


授業の流れ(全6時間)

ここからは、僕が2学期に構想している授業の流れを紹介するよ。
テーマはずばり、「どうやったらお金が貯まるの?」
子どもたちが一度は考えたことのあるシンプルで切実な問いから出発する。


第1時間目:疑問の提示と意見の共有

最初に投げかけるのは「どうやったらお金が貯まるの?」という発問。
「いい仕事に就く」「給料を増やす」「節約する」「銀行に預ける」…子どもたちからは色んな答えが出てくるはず。

でもそれだけじゃ不十分。
本当は「かしこい買い物」「消費者トラブルの回避」「計画的な家計管理」「投資」なども必要になるよね。授業を通して、その幅広さに気づかせたいと思う。

社会科でも家計については学ぶけど、具体的な消費支出の内容や、消費行動の内容について触れることができるのは、家庭科のうま味の一つだね。


第2時間目:家計管理と計画性

お金を貯めるためには、まず「計画を立ててお金を使う」ことが大切。

授業では「一人暮らしカードゲーム」を設定。
例えば「家賃A・10万円」「家賃B・7万円」「家賃C・5万円」のカードを提示し、生徒に選ばせる。
「自分の理想の暮らし」と「収支のバランス」を考えさせることで、浪費しすぎれば貯金できないことに気づかせたい構成になっている。他にも「交通・通信」「娯楽」などの消費支出に注目して、生徒一人ひとりに、家計をつくる体験をしてもらう。みんなで見合って、面白おかしく指摘し合えたらいいな。

僕の狙いは、自分の価値観に合った支出と貯蓄のバランスを考える力を育てること。正解は生徒一人ひとり違う。それぞれの価値観も絶対に否定しないつもり。でも自分のお金との向き合い方に、「納得感」を持たせることが、この授業の大目標だね。


第3時間目:賢い買い物を考える

次は「買い物」に焦点を当てる。題材はスニーカー。

「価格」「安全性・機能性」「アフターサービス」「社会や環境への影響」
この4つの視点を提示し、どの商品を選ぶかを話し合わせる。

ついでに、オンライン購入と店舗購入のメリット・デメリットも比較させたい。
「便利だけどトラブルもある」「実物を見られるけど時間がかかる」など、リアルに体験しているからこそ意見が出やすいはず。

狙いは、“安いから買う”だけじゃない、複数の視点で商品を選ぶ力を身につけさせること。かなり教科書の内容も大切にしながら行う授業になる予定。


第4時間目:消費者トラブルを避ける

せっかくお金を大事にしても、無知であるがゆえに「消費者トラブル」に遭ってしまえば、努力が台無しになってしまう。そんな未来を防ぎたいのがこの授業。

ここでは国民生活センターが公開している事例をクイズ形式で扱う。
「クレジットカードのリボ払い」「安易な借金」「デート商法」「ワンクリック詐欺」…実際にあるトラブルを、グループで「あーでもないこーでもない」と議論しながら答えていく。

狙いは、「知識は防御になる」ことを体感させること。楽しく学んで、将来のトラブル回避につなげたいと思う。


第5時間目:ライフサイクルゲームⅢ

第一生命が提供している「ライフサイクルゲームⅢ」を活用する予定。
就職、結婚、住宅購入、子育て、老後…人生のイベントとお金の関わりをゲーム形式で体験できる教材でおすすめ!僕も生徒と実施するのが楽しみ!

「人生ってこうやってお金が動くんだ」と視覚的に理解できるし、笑いながら盛り上がれる。
狙いは、「お金は人生と切り離せない」という実感を楽しく得ること


第6時間目:単元のまとめ

最後は、最初の問いにもう一度立ち返る。
「どうやったらお金が貯まるの?」

6時間の学びを経て、生徒たちは最初よりも具体的で現実的な答えを書けるはずだ。
「計画を立てる」「賢く買い物する」「トラブルを避ける」「将来を考える」…
答えが言語化できることこそが、この単元のゴールだと考えてる。

家庭科という教科への挑戦は、僕がブログで発信してきた金融教育のテーマ、そして投資家としての経験を凝縮させたものになるだろう。もちろん、学習指導要領の内容には準拠したい。あくまで公教育だからね。でもその中で最大限「暮らしとお金をつなげる」授業を目指します。

社会科の授業をしていても、家庭科の授業をしていても、僕の理念は変わらない。
「資本主義社会を、子どもたちが幸せに生き抜く術を与える」
この思いを、家庭科の授業にも全力で込めたいと思う。

実際に授業をしてみた体験記や、授業の指導案も更新していこうと思うから、ぜひ僕の挑戦に注目していた欲しい!ここまでこの記事を読んでくれてありがとう。これからもよろしく!

↓↓第1回「お金を貯める工夫」の授業構成↓↓

【社会科×家庭科】お金の授業①「お金を貯める工夫」

コメント

タイトルとURLをコピーしました