今日は約5年ぶりに京都府にある母校の大学に足を踏み入れました。教員採用試験に関わる卒業証明書を手に入れるためです。大学は前期試験期間中で、学食スペースで多くの大学生が勉強や夏休みの予定の話をしていました。そんな姿を見てふと、学生時代の自分をふりかえる…。「常に金欠だったな」と。
アメリカン・フットボール部に所属し、部活とトレーニング漬けの4年間だったため、バイトも申し訳程度にしかやっておらず、奨学金と仕送りに頼って暮らしていました。
しかし今こうして資産形成をしていると、金欠の理由は部活だけではなかったのだなと感じます。生活費、特に「通信費」については何の工夫もなく、気に留めることもなく生活をしていました。今日のブログは、かつての私と同じように、金欠に悩む学生の方々にぜひ参考にしていただけたらと思います。合法で、毎月5000円を、何の努力もなく生み出す方法を書きます。
読者の皆様は、1か月の通信費(スマートフォン通信料や、Wi-Fi代)にどれくらいお金をかけているでしょうか。私はギガ使い放題で2980円です。ギガをケチってスマートフォンの使用を控えるなど、生活の満足度を下げることはしていません。それでも安く済んでいるのは、「格安SIM」を利用しているからです。
SIM … スマートフォンに内蔵されている小型カード。これと電話番号を紐づけると電話ができる。
au、docomo、Soft Bankなどの大手の回線を利用している人もいらっしゃるのではないかと思います。スマートフォンを購入したときに、そのまま回線も契約したら楽ですし、大手キャリアなら通信速度の心配もないように思いますよね。
でもこれらの大手通信事業会社の通信料は、使用データ無制限プランで月額7000円前後(2024年7月現在)となかなかお高い…。しかし毎月自然と消えていく通信料を、そもそも気に留めずに生活している人も多いのではないかと思います。(大学生の頃の私がまさにそうでした)
そこで格安SIMです。楽天モバイルや日本通信などを利用すれば、プランにもよりますが、容易に毎月5000円(年間6万円)を固定費から削減することができます。加えて、こうしたキャリアは大手通信事業会社の回線を利用していることが多いため、回線に不都合が起こることはあまりありません。ただ住んでいる地域にもよるため、回線が問題なく使用できるかを、事前に確認しておくと安心です。(私は田舎暮らしですが、楽天モバイルを利用していて困ったことはありません。)
①格安SIMを販売しているキャリアのホームページにアクセスする。
②MNP予約番号を取得する。
同じ電話番号を使い続けるために必要な手続き。コールセンターに問い合わせると安心です。
③郵送されてきたSIMカードと、スマートフォンに内蔵されているSIMカードを入れ替える。
SIMカードと一緒に専用のピンが付属しているため、簡単に交換することができます。ここまで来たらあとはスマートフォンの操作を進めていくだけ!
ちなみに途中解約の違約金が発生しますが、どの大手キャリアも1000円程度です。(2024年7月現在)さらに今後は、違約金をなしにする動きが進んでいるため、よりキャリア乗り換えのハードルは下がると思われます。
見出しは、大学時代の私へのメッセージです。今回は通信費に焦点を当てましたが、生活の質や満足度を変えることなく、手元にお金を残す方法はまだまだたくさんあります。「たったの5000円」も、1年間で6万円、10年で60万円です。年間6万円の積み立てを年利5%で運用すると、約78万円になります。その「たった」を惜しむことができるのかが、資産形成の第一歩だと私は思います。
「この夏はしっかりお金を使って、良い思い出をつくりたい!」と思っている学生の皆様。生活の中での少しの工夫で、金銭的にも、精神的にも豊かな青春時代を謳歌してください!!
明日から4日間は、教員採用試験直前のため、ブログをお休みします。本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。